看護

看護師と管理栄養士の関わりって?栄養士さんについて紹介!

こんにちは、しなぴーです☆

今日はこんなテーマで書いていきたいと思います。

看護師と管理栄養士の関わりって?

こちらは先日のブログテーマ募集時に寄せられたテーマです。

以前も同じようなご相談がありました。

それがこちら↓

 

そしてその時に書いた回答イラストがこちら↓

実は私、栄養士さんと管理栄養士さんの違いについてはいまだによく理解できておりません。

なので今回は、イラストに描き切れなかった現役看護師時代の私と栄養士さん(栄養士さん全般)との関わりについて個人的な経験を元に詳しく書いていきたいと思います。

 

栄養士ってどんな存在?

病棟勤務をしていると、多くの他職種の方たちと関わります。

栄養士さんに関しても例外ではありません。

一番関わることが多いタイミングは、患者さんの食事連絡時です。

患者さんの食事連絡と言っても色んなケースがありますが、一番ベーシックなのは以下の3点です。

  • 入院時の食事開始オーダー
  • 食事変更オーダー
  • 退院時の食事オーダー

書いてみるとたった3点のオーダーに見えますが、3回すれば済むと言った単純なものではありません。

 

例えば、食事開始オーダーです。

まずは医師や看護師が入院して間もない患者さんの情報収集を急いで行います。食事オーダーにはタイムリミットがあるので急ぐことが多いのです。

その情報を元にアレルギーの有無や病態に合わせた治療食の内容や制限の有無が決まります。

そして、歯・口腔内の状態や嚥下状態など、食事摂取行動に問題がないかというアセスメントを行いオーダーをします。

 

短時間でこれだけのことをすると思うと、頭がパンクしそうですよねw

それも、その他大勢の受け持ち患者さんのケアを並行して行いながらだからさぁ大変!

 

栄養士さんに助けられていた私

たまに入力不足や間違いが起きることがあります。

 

そんな時、栄養士さんが連絡をくれることがありました。

栄養士さんも自室でカルテの情報をチェックしています。

実際に患者さんを見るのはまだまだ後になるのですが、カルテからの情報だけで『この患者さんにこのオーダー通りの食事を提供しても良いか』をきちんと判断してくれるのです。

医師や看護師のミスをチェックする仕事が栄養士さんの仕事ではありませんが、慌てんぼうの私にとっては栄養士さんのご指摘に何度救われたことか。

お手を煩わせてしまい申し訳ないと思いつつ、

いつもありがとーーーー!
助かりましたーーーー泣

と感謝していました(*´з`)

 

栄養士に必要な能力とは?

考えてみると、カルテの情報だけで患者さんの状態を判断するって簡単じゃないですよね。

それを成し遂げるには相当な読解力と想像力が必要ですよね( ゚Д゚)

 

私たち看護師は実際に見るとこが出来るからサクッと書きがちだけど、他職種の方々はそう何度も観察しに来られませんもんね。

その分、私たち看護師の記録がとても重要な情報源になるんですよね。

求められる情報を理解して分かりやすく記録する必要性を改めて自覚しました。

 

栄養士と患者さんが触れ合うことがないの?

栄養士さんと患者さんが直に関わること、あります!!!

それはどんな時かというと、食事内容の検討時満足度評価の時です。

この時は栄養士さんが患者さんのベッドサイドに訪問し、直接話をします。

 

患者さんによって色んな反応がみられますが、多くは凄く嬉しそうな反応を見せてくれますね。

入院中は人と会う機会が極端に減少しますから、栄養士さんとお話出来るだけですごく新鮮な気持ちになれるのでしょう。

 

時には『ここの病院食はマズイ』とか『食べられたもんじゃない』なんて辛辣な言葉を浴びせられることもあります。

しかし、その気持ちって分からなくもないですよね。

味付けってただでさえ人によって好みが分かれるものですし、制限がある治療食に関しては物足りなさを感じることもあるでしょうし。

でも、そんな患者さんの気持ちもドーーーンと受け止めてベッドサイドで傾聴している栄養士さん。

そんな姿を見て、「見習わなきゃ!」って姿勢を正すきっかけを貰うことも多々ありました。

 

栄養士さんのジレンマ

とはいえ、栄養士さんも日々悩んで知るようです。

患者さん皆に喜んで食べてもらえて、回復の助けになるような食事を提供したいと思っている栄養士さんが多いからです。

 

『この患者さんにはキザミ食でも固すぎる、だからといってペースト食は合わない。うちの病院ではなぜソフト食がないんだ!!!そしてなぜそれを作っちゃいけなんだー!!!』

なんてもがいている栄養士さんを何人か見てきました。

 

病院によって決まりがあり、材料費にも手間にも制限がある。

それは当然のことですが、諸々の制限と戦いながらも患者さんにとってのベストな食事を提供したいと奮闘する。

そんな熱意ある栄養士さんの話を聞き、「プロだな」と感激したものです。

私もこんな風でありたい…と。

 

最後にしなぴーの超個人的意見 参ります!

本当に本当に個人的な意見ですが、私はこれまで関わってきた栄養士さんは凄く人当りが良い方ばかりでした。

なので自然と会話も弾んじゃう♩

 

私自身、栄養に関して疑問を感じたときにすぐ話せてましたし、栄養士さんもちょっと疑問に思ったことを聞いてきてくれたり。

話しやすい方には自然と相談もしやすくなるし、仕事にもいい影響が出ていたと思います。

専門家に聞けばすぐ解決する疑問って沢山ありますからね☆

 

こんな風に、質問しあいながら、助け合いながら、様々な方面から患者さんをアセスメントできるといいですよね。

これぞチームプレー!!!

皆さんも、そんな関りが出来る栄養士になれますようにor出会えますように☆

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(*^-^*)

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