看護

看護学生時代ってどんな感じ?

こんばんわ!しなぴーです☆

先日インスタグラムでブログテーマを募集したところ沢山のリクエストをいただくことができました。

いつも本当にありがとうございます(^^)人-☆

その中に「看護学生時代のことを書いてほしい」というリクエストが多く寄せられましたので、私の学生時代のことや友人のお話をゆる~くしていきたいと思います。

私の看護学生時代物語

2つの看護学校に行った私

私が卒業した学校は2つあります。

  • 医師会が運営する看護学校の准看護師課程(昼間定時制)
  • 私立高校が運営する正看護師養成課程

 

私が行った准看護学校は勉学だけでなく生活態度に対してもとても厳しい場所でした。

様々な角度から見て「この子を看護師にするにはまだ早すぎる」と判断をされた場合には進級すらできない学校だったのです。

そのため、授業中も提出物にも必死で取り組む必要がありました。

 

しかし、正看護師養成課程の方は准看護学校と比較するとゆるい学校でした。

こちらはどちらかというと「出来るだけ落第させないようにする。」って感じ。

提出物等についても最低限のことをしていればOKといった印象を受けました。

しかし、卒業がゴールじゃないのが看護学校

 

それについては後半に述べたいと思います。

 

今になって知る座学の大切さと幸せ

入学して割とすぐに座学(教室内でのお勉強)が始まります。

学生の頃はこの座学の時間がホントに長~~~く感じて退屈でたまりませんでしたね('◇')

それまで医学に触れたこともなかった18歳の私にとって、見たこともない人体の部位や聞いたこともない物質の名前をつらつらと教えられても正直ほとんど頭に入りませんでした(-_-;)

 

とはいえ、この基礎中の基礎が実際に現場に出てからのアセスメントに最重要項目だったりします。

もっとちゃんと勉強しておけばよかった。。。と何百回も考えたことも事実です。

でも本当に不思議なくらい頭に入らないんですよ(*_*)

同じ学生さんなら分かってくれますよね(・▽・)?

しかも、そんなにちんぷんかんぷんだ~って言ってる座学ですが、テストがまた難関。

赤点ラインはまさかの60点!!!

高っっっ((+_+))

でも、人様の命を預かるお仕事に就こうとしている私たち。

そのくらいはのシビアさをもって当然ですよね。

 

学生時代の座学の最大の学び。それは【イメージのつかないことって教えられてもなかなか頭に入らない】ということ。

座学の前に映像でいいから症例を見せて、実際の人間の体や生体反応と紐づけられるようになってから教えてほしいもんだ!

そしてらもっと意味のある座学になったはず!!!

なんて勝手なことを実際に看護師になってからも良く思ったものです。

でもそんなことを嘆いていられてことも、実習をする頃になると

あ~、座学の時間ってなんて幸せな時間だったんだろう。。。」

と振り返ることになるのです。

 

看護実習ってそんなに辛いの?

実習って辛い?

そう聞かれたら、看護師の99%が「辛いよーーーーー!!!!!!」と答えることでしょう。

実習は時間との戦いだ!

  • まずは向かう専門科についての基本的な学習をする。
  • 患者さんを割り当てられてから個別の疾患について自己学をまとめる。
  • 毎日の予定を立てる。
  • 予定している看護記述の自己学をまとめる。
  • 毎日のケアや関りについての振り返りをする。
  • その日の疑問を調べてまとめる。
  • 指導者さんや実習担当教員から出た課題を調べる。

これらのことを家に帰ってから翌朝までの間にすべて行うんです。

考えただけでも大変ですよね。。。

これに加え、患者指導のパンフレット作製であったり、所定の記録を書かなくちゃいけなかったり、実習の最後にはまとめもしなきゃいけないからまぁ大変!

先輩たちが言う「実習中は寝れない」ってこのことか、、、。と思い知りました。

 

時間の使い方が超絶下手だった私がパーフェクトな記録を提出出来た日なんてほとんど皆無でした。

なんというか視点がずれてて薄っぺらくて文字数も最小限。

ヒドイ学生だったと思います(-_-;)

 

実習を上手に乗り切るための秘策

それは、あらかじめできるだけたくさんの自己学を済ませておく!!!

これに限ると思います。

私たちが学生の頃は「自己学は手書きじゃないとダメ」だったり、「コピーでもいいけどマーカー引くなりしてちゃんと学習した証拠を見せること」だったり色んな決まりがありましたけど、今はどうなんですかね?

もしコピーでもちゃんと読んでればOKだったりパソコンでタイピングして提出してよいタイプの自己学習だったら、うまく活用して素早く自己学を終わらせちゃっていいと思います。

 

抜くところは抜いて、必要だと思うところはきちんと抑える。それでいいと思います。

なんにせようまく自己学をまとめて、記録に時間をかけるそしてできるだけ睡眠時間を確保すること!

これを目標にして乗り越えるしかないかなーって思います☆

 

学生時代最後にして最大の関門、看護師国家試験!!!

前にも述べたように、私が通った正看護師養成課程はほとんどのクラスメイトが高確率で卒業できました。

しかし、正看護師になるためには国家試験という最大の壁がありますよね?

進級・実習クリア・卒業に関してはゆるゆるだった我が卒業校。

しかし国試について申し上げますと、The自己責任なのです。

当然っちゃ当然のことですが、いきなり放り出された感ありますよねw

 

実際、自分一人での勉強の仕方が分からないことと、国試に対するプレッシャーで泣きながら受験勉強している子も沢山いました。

友達と一緒に学習していても、その友達が過去問集を次々と解いていく姿を見て自分と比べては焦り。。。

私の場合泣きはしなかったですけど

思考回路は~ショート寸前っ♩

でした(セーラームーン知ってる方ならわかるかな?)

ショートするくらい勉強したって意味ではなく、迫り来る国試が怖くて無駄に頭が熱暴走してただけです。

 

でもね、

そんな状況でも毎日は過ぎていくし、国試までの残り時間は減っていく

不安や恐怖に押しつぶされてしまって、わずかな実力さえも発揮できなかったらそれこそもったいない!!!

そういう風に思考をもっていって、なるようになれーーー!!!って気持ちで勉強しながら過ごしてました。

 

そして迎えた国試の日。

問題用紙を見た瞬間

「なにこれ( ;∀;)こんな問題見たことない。」

「コレ例年と比べて難しすぎないかいっ!?!?」

と思ったのを覚えています。

しかしそこで立ち止まってる暇はないのです。

 

分からない問題は飛ばして飛ばしてまたまた飛ばして、分かる問題を解いていきました

もちろん飛ばす時にはマークシートがズレないように細心の注意を払って!

そして、一通り解き終わってから分からなかった問題に取り掛かりました。

 

試験は午前の部午後の部に分かれているのですが、午前の部でボロボロだったことを嘆き号泣してしまい、その結果午後の試験にも身が入らない状況になってましたクラスメイトもいました。

私もボロボロだったから気持ちはわかるけど、もったいない!

あの時は自分のためにもそう思わざるをえませんでした(._.)

 

そして試験が終わり、結果なんとか合格できました。

でも、合格発表までは気が気ではありませんでした。

本当に自信がなかったです。

一部の秀才を除き、私のクラスメイト達もみんな不安な日々を過ごしてましたね。

 

終わりに

仲のいい友人の中に国試に落ちた子がいました。

でもその子は一年間働いて勉強も続けて、翌年無事に国家資格を取得しました。

そうなんです。

看護学校でこれまで学んできたことや、乗り越えてきた実習の数々は決して無駄にはならないんです。

彼女も今では同じ正看護師としてバリバリ働いており、信頼できる出来るナースになっています。

 

全国の看護学生の皆さん、受験生の皆さん。

不安なことも沢山あるでしょうが、きっと大丈夫!

あなたの努力が誰かの役に立つ日がきっと来ます☆

目標に向かって、がんばれーーーー!!!

 

新人時代のお話はこちら♩

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