こばんわ!しなぴーです☆
前回は看護学生時代について書きました♩
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看護学生時代ってどんな感じ?
こんばんわ!しなぴーです☆ 先日インスタグラムでブログテーマを募集したところ沢山のリクエストをいただくことができました。 いつも本当にありがとうございます(^^)人-☆ その中に「看護学生時代のことを ...
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今回のお答えするリクエストテーマはこれ。
しなぴーの新人看護師時代
初めての就職先は内科
何とか正看護師の資格を取った私は、とある小さな総合病院に就職をしました。
その病院には内科・外科・整形外科・皮膚科などなどの科があり、少し前までは看護学生の実習指導も受け入れていたとのこと。
一通りの科があり、入院患者数もそこそこ。ここなら無理なく多くのことを学べそうだと思い就職しました。
就職が決まる前、面接の際に「何科を希望しますか?」と看護部長に尋ねられました。
慌ただしい雰囲気が苦手な私は‟内科ならそんなに忙しくないだろう”という完全なるイメージで「内科を希望します。」と即答しました。
しかし実際は大間違い!
確かにオペ出し(患者さんを手術室に送り出すこと)や、オペ後の管理など、時間毎に行う処置は外科系に比べて少なかった。
けど、全然忙しい( ;∀;)
あの頃の私は‟内科が忙しくない”なんてなぜ思ったんだろう?
内科ならではの忙しさ
内科の忙しさのワケを自分なりに分析してみました。
内科が忙しい理由
- 検査が多く、検査の準備や処置に追われる。
- 糖尿病患者なども多く、血糖測定やインスリン注射などの処置を食前後に多くの患者に行う必要がある。
- 入院当初は病名がはっきりしないことも多く、病気が見えないので観察に時間をかけて行う必要がある。
- 24時間輸液管理が必要な患者が多く、点滴交換に追われる。
こんな感じでしょうか。
もちろん上記は他の科においても当てはまることではありますが、内科には特に多い業務かなと思います。
新人看護師の辛さ
私が働いていた内科病棟は、他の科と違ってなんだか暗かったように思えます。
これは、当時の新人だった私自身の心理状況が影響していたせいかもしれませんね。
あの頃は本当に何もできず、怒られてばかり。
毎日疲れ果てていて、その日疑問に思ったこと一つすら振り返ることができませんでした。
勉強や振り返りをする時間はないのに、怒られたことばかりはいくらでも思い出されて、すごくつらい気持ちになっていました。
- 何もできない。
- 同期の中でも後れをとっている。
- ナースステーションに居場所もない。
「辛い」「辞めたい」と毎日思っていました。
しかし、そんな気持ちを引き留めてくれたのは同じ思いをしていた同期であったり、看護学校の同級生たちであったり、患者さんたちでした。
患者さんに教えてもらったこと
新人看護師に対して厳しい言葉を投げかけてくる患者さんももちろんいました。
でも、優しく励まし応援してくれた患者さんのほうがはるかに多かったのを覚えています。
「覚えることが多くて大変でしょう?」
「始めから出来る人なんていないんだから大丈夫。」
「何かあったら私の病室にいらっしゃい。かくまってあげる。」
「忙しいところ来てくれてありがとう。」
沢山の優しい言葉をいただきました。
そして「看護師が患者さんを手助けするだけじゃなく、患者さんに教えられ助けられて成長していく」のだと思い知らされました。
新人時代は、なかなか学生気分が抜けないものかと思います。
実際私がそうでした。
しかし、患者さんにとっては新人もベテランもみんな同じ看護師です。
プロだと信じて接してくれます。
そして、患者さんたちは自身の体や病気を通して私たちに沢山のことを教えてくれます。
だからこそ、いつまでも学生気分ではいちゃいけない。しっかりしなければいけないと改めて感じました。
新人看護師時代の乗り越え方
私を含め、新人看護師の多くは自己肯定感が低くなりがちです。しかし、今思えばそれって実は大切なことだったのもしれません。
ただ、私のようにそのマイナスな気持ちだけを抱えて沈んでしまうのではなく、その気持ちを持って前を向ければ良かったんだと思います。
「何もできない」は「これから何かできるようになる」という伸びしろとも言えますもんね。
毎日勉強する気力も体力も残っていない。
そんな時はお昼休みや帰りの電車の中で、その日疑問に思ったことをサクッとネットで検索してみる。
または本屋さんで立ち読みしてみるだけでもいいと思うんです。
もちろん、ネットに載っていることが全て正しいわけじゃないということは念頭において、とりあえず調べてみるその行動が大切だと思います。
そして、「今日も一つ新しいことを学べた♩」と自分をほめてあげればなお良いと思います( *´艸`)
そうやって知識を増やし経験を積んで、患者さんに安心してもらえるようなケアができるナースにちょっとずつ近づいていくことが出来れば、それで良いと私は思います。

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今夜も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!