看護

私が病院を9年間辞めなかった理由

こんにちは、しなぴーです☆

今日は、なぜ私が1つ目の病院に9年間勤め続けることが出来たかについて書きます。

仕事行きたくない・看護師辞めたい期の乗り越え方

実は時々同じような悩みを持つ人からのDMも来ます

そんな悩みに触れたとき、沢山の看護師さんが同じような悩みを持っているんだなぁ。と改めて実感します。

 

なので本日は、私個人の経験からお話しできる範囲で

  • 仕事に行きたくないと思った時期の乗り越え方
  • 辞めたいと思った時の乗り越え方

について書きたいと思います。

 

仕事に行きたくない!

仕事に行きたくない時ってありますよね

人間関係が原因だったり、ミスが原因だったり、なんとなく疲れちゃって行きたくなくなったり。理由は様々ですよね。

もちろん私にもそんな日がありました。

 

患者さんとの関りは楽しかったですし、癒される日も沢山ありました。

仕事が嫌いってわけでもありませんでした。

しかし、それとこれとは話が別でして、

基本、仕事には行きたくなかった!

根がグータラなんで、いつでも家にいたい病なんです。笑

 

それに加え、皆さんもご存知の通り私はダメダメ新人だったので、とにかく沢山失敗していたのでいつも逃げたい気持ちを抱えていました

 

・・でも、実際は行きたくなくてもちゃんと行ってました。

しかも、感染性の病気による病欠や親族の不幸以外ではほとんど皆勤賞でした。

 

どうして行きたくないのに仕事に行けたのか?

どうやってこの時期を乗り越えたのか・・・

正直、乗り越えられたとは思っていません!!!

私の場合

どうにかやり過ごした

と言った方が正しいかもしれません。

 

どうして辛い時期を辞めずにやり過ごすことが出来たのか?

 

患者さんとの関り以外で、理由があるとすればこんな感じです。

生きていくため。

一緒に頑張っていた同僚の存在が支えになった。

慢性的に看護師不足だったので、迷惑をかけたくなかった。

私は看護師として働き始めると同時に1人暮らしを始めていました。

初期費用は申し訳ないことに親に負担してもらいましたが、その後の生活は自分一人の力でやりくりしていくしかない状況でした。

なので、極端に言うと生きていくために休んでる暇はなかった。だから休まなかった。

この一言に尽きます。

 

しかし、そんな状況であっても心が健康でなければ体は動きませんよね。

そんな時に助けてくれたのが。同期や年の近いスタッフ。先輩たちでした。

もちろんスタッフ全員が優しいわけではなく、仕事に行きたくなくなる原因となるような性格の合わない先輩もいました(-_-;)

しかし、支えてくれていた人の方が多かったから頑張ろうと思えました。

 

それに加えて、自分が休むことによってその人たちに迷惑をかけるのがとても嫌でした。

これは私の性格上、どうしても避けられない感情でした。

突然の欠勤で人手不足となり、忙しくなる。

つまりそれは患者さんに迷惑をかけることになります。

それもとても嫌でした。

 

結局は仕事に行きたくないという気持ちよりも、迷惑をかけたくないという気持ちが強かったから仕事に行けていたんだと思います。

 

人に迷惑をかけたくないという感情を優先するのは、決して良いことばかりではありません。

人に迷惑をかけたくない=人に頼れないという事でもありますもんね。

これだと自分で自分を追い詰めることになりかねませんので

最近では〈自分と他者を切り離して考える〉訓練をしています('◇')ゞ

〈自分と他者を切り離す〉って何?って感じですよね。

この考え方は、嫌われる勇気という本を読んで知った考え方です。

 

この本に書かれていることを自分なりにまとめてみると

自分は自分、他者は他者。

もっと自分にフォーカスしてシンプルに生きる

と言ったところでしょうか。

決して自分勝手に生きろ!って意味では受け取っていません(^_-)-☆

 

説明するのがとても難しいので、気になった方は読んでみてくださいね。

 

仕事を辞めたいと思った時は?

これはですね、本当に辞めたいと思っているなら辞めてもいいと思うんですよね。

職業の選択は自由だし、生きていけるのであれば辞めても問題ないと思いますし。

 

実際私も2度の退職を経験しているので、辞めたいという人には

「辞めていいんじゃない?自分の人生だもん♩」

と返すことが多いですね。

ただ、私は

「仕事行きたくない、辞めたい」

といいながらも1つ目の病院に9年在籍していました。

 

その時は、どうやって辞めずにいたのかというと‥‥

上司にうまくコントロールされて辞めるタイミングを失い続けた(T_T)

というのがぶっちゃけた理由だと思います。

 

「部長!辞めます!」

と言うと

『じゃあ、あなた2週間後から○○科に異動ね♩』

みたいな感じで、退職の意思を告げるたびに簡単に異動させられてました。

今となっては笑えるやり取りですけど、当初は嫌で嫌でたまりませんでしたね(^^;)

「なんで辞めるって言ってるのに異動!?はぁ!?」

としょっちゅう心の中で毒づいておりました。

 

しかしここできちんと断れない意志の弱かった私は、

「異動してすぐに辞めるなんて、非常識かな?せっかく色々指導してくれたスタッフさんたちにも迷惑かけるよね…」

なーんて考えちゃうもんだからなかなか辞められない。そんなループに陥っていました。

 

どうして異動を断って辞めなかったのか?

それは、自分の自信のなさや準備のなさが原因だったんだと思います。

「辞めるとは言ったものの、他でやっていける実力があるのか不安。」

「次に何をしようとか、ハッキリ決めていない。」

「お金に余裕があるわけでもない。」

そんな理由です。

 

でも、いざ異動してみると新しい科が楽しくて楽しくて

「異動してよかった!」

と思ったこともありますし、異動先で関わった患者さんのことを大好きになったり。

「案外異動って悪くないな。いや、みんな辞める前に1度異動してみるべき!」

なんて気持ちにもなって不思議でした。

 

そんなこんなで9年同じ病院にいたわけですが、辞める時はかなり強気で行きました。

最後に退職の意思を部長に報告した時も、やはり即異動を申し付けられました。

しかし

「異動しても▲か月後の▲月には辞めますので。」

といった具合に、具体的なことを伝えて釘を刺させていただきました。

もちろん退職理由に関してもしっかりと根拠を添えて。

 

今はどこの病院も人手不足で、あの頃の私みたいになかなか辞めさせてもらえない方も多いでしょう。

しかし、慢性的な人手不足は経営者の責任であって、私たちの責任ではありません

辞めたかったら辞めていいんです。

そして、やりたいことをやればいいんです。

今はそう思います。

 

最後に

看護師は、就職してからの2~3年の間に多くのことを学びます。

それらは看護のベースとなるようなことばかりです。

その期間にいかに多くのことを経験できるか、いかに技術を身に着けるかということは、看護師にとってかなり重要なことだと私個人は思っています。

なので、あの頃「辞めたい辞めたい」と嘆いていた自分を差し置いて、今の本音を言えば

《看護師3年目くらいまでは出来るだけ辞めずに頑張ってほしい》

とも思います。

 

人それぞれ学びのペースも違うので、3年というのにあまりこだわりはありません。

それに、《辞めずに》というのは、《その病院を辞めずに》という意味ではなく、看護師を辞めずにという意味です。

学ぶ環境は自分で選ぶ権利がありますから。

 

なんだか堅い話になってしまいましたね(;'∀')

いつもこうなっちゃう。

 

次回は、私が看護師に復帰する際に職場選びで重要視することについて書きたいと思っています。

つまり転職の話ですね。

興味がある方は是非読んでみてください(*^-^*)

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