看護

看護の新常識⁉その根拠と方法まとめ

こんにちは、しなぴーです★

本日はInstagramのフォロワーさんに教えて頂いた看護の新常識について、自分なりにまとめてみました(*^-^*)

看護の新常識⁉

グリセリン浣腸は温めない?

私が働いていた頃はバリバリ温めていました。

でも、浣腸液って実際の液の温度を把握するのが難しいので、温めすぎて超粘膜を傷つけてしまう(炎症を引き起こしてしまう)リスクもありますよね。

それで、‟温めなくても良い”ということになったのかなぁ?と思います。

※製薬会社作の浣腸の説明書には今でも‟温めて使う”と記載されています。

しかーし!!!

実際に使用したことのある私は頼わせて頂けば、絶対に温めて欲しい。(もちろん人肌に)

冷たい浣腸液を注入されるあの感じと言ったら、もう耐えられません。

体の芯から冷えて気分が悪くなってしまいます。

説明書にも‟低温では腸壁の毛細血管が収縮して血圧を上昇させたり、寒気を起こす場合がある”とあります。

なのでやっぱり、キンキンに冷えた浣腸はおすすめいたしません!

 

グリセリン浣腸は我慢させない?

これは私の主観から話させていただきますが、その通りだと思います。

看護学校では‶3~10分間排便を我慢させる”と習いましたが、無理無理無理!!!

私は1分しか我慢できません

以前は、すぐに排便したケースでは我慢してもらったケースと比較して排便量が少ないとか、便が浣腸液と混ざって軟化してしまうなんて言われていたようですが、実際は大差ないというデータもあるようです。

なので、我慢したがために失禁してしまったなんてケースを避けるためにも、無理な我慢は不要だと考えます。

 

オペ前浣腸は不要?

オペ前の浣腸には腸管の浄化や感染防止、術後イレウス防止などの目的があるとされていますが、整形外科オペ患者さんを対象にした研究では、浣腸実施群と未実施群とで特に違いは見られなかったとのことです。

しかも、未実施群のほうが便失禁が少なかったそうです。

これらの結果から、‟必ずしも必要ではない”という結果になったのだと思いますが、オペ前処置に関しては主治医や病院の方針・指示があっての事なんで、勝手に「浣腸しません」なんてことはないようにしましょうね。

 

看護記録はどこまでも詳細に?

担当ナースになったことを伝え、同意を得たことまで看護記録に残さないといけなくなったとのご意見がありました。

これはこれは・・・

カルテ開示の時のためだったり裁判時の証拠のために事細かに書き記すことになったのでしょうか?

なんでも確認が取れるようにしておかなくてはならないし、責任・業務を果たした証拠を残さねばならない。

【記録=証拠】ということですね。

世知辛い世の中ですが、これも自分を守るため。

現場は本当に大変だ

 

PNSを取り入れる病棟が増えている?

PNS(パートナー・ナーシング・システム)とは

看護師の経験年数に関わらず、2人の看護師が複数の患者を受け持ち看護展開し、互いに補いながら、また相乗効果を発揮しながら、責任・成果を共有し、安心安全な質の高い看護を提供するという看護方式の事です。

 

2009年に福井大学病院が独自に開発した看護方式だそうです。

個の看護方式がここまで全国的に広がるって凄いことですよね。

私は個の看護方式で働いたことがないから、「1人の方が気楽そうだなー」なんて思っちゃいますねど(*'▽')

 

インスリン自己注射時のアルコール消毒は不要?

皮膚上の常在菌は弱酸性状態で生きている → しかし、体内環境は弱アルカリ性。そして免疫細胞の働きもある

= 常在菌は死滅してしまう。という理由のようです。

確かに海外では服の上からブスッと注射!みたいなシーンありますよね。

アナフィラキシーショックを起こしたときに使用するエピペン(アドレナリン自己注射製剤)とかね。

なのでこれももう全国的に周知されてきていることなのかもしれませんね。

私は知りませんでした

※点滴やカテーテル等の異物を留置する特殊な状況下では、もちろん念入りな消毒が必要となりますのでご注意を!!!

 

経管栄養時、白湯を先に注入する?

白湯を先に注入することによって胃の動きが活発となり、誤嚥のリスクが低下すると言われているようです。

確かに、腸管の動きが良くなれば栄養剤の消化も促進されて嘔吐のリスクも減るというワケですね。

これは知らなかった!!!

ただ、栄養剤の前後に白湯を注入することになるので、その分手間が増えることが現場では懸念されているようです。

それに、水と混ざると効果を失ってしまう粘液調整剤(REF‐P1等)の使用にも向きませんね。

個人的には嘔吐・誤嚥のリスクが少しでも減るなら、少し手間が増えてでもやる価値あるなーって思います(*^^*)

 

シーツはピンと張ってはいけない?

局所が沈み込むタイプの高機能待っとれるに起こるハンモック現象により、骨突出部への圧力が上昇するため。とのこと。

ハンモック現象とは

マットレスカバーに伸縮性がない場合接触面積が減り耐圧が分散できない → 張力により骨突出部への圧力が上昇する。といった現象を意味するそうです。

 

つまり、マットは沈むのに伸縮性のないシーツをピンと張っちゃうとハンモックみたいにシーツで体を支えちゃうことになるってことですよね?

これも知らなかった!

でもこれって、マットレスの材質や性質。使用するシーツによっては対応が変わってきますよね?

なので、そこのところをよく判断して活用すべき看護技術だなーと感じました(*^^*)

 

終わりに

以上!これが皆さんからアップデートさせていただいた情報の自己学習まとめとなります(*^^*)

あくまで自己学習なので、間違ったことを書いている可能性もあります。

気になった点などは各自調べてみてくださいね(*^-^*)

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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